すまいるネット 週刊SEOコラム Vol.27
今回のコラムは2017年12月19日にGoogle公式ウェブマスターブログで取り上げられました
Googleのモバイルファーストインデックスに関する事になります。
現在のモバイルファーストインデックスの重要なポイントが簡潔に公開されております。
モバイルファーストインデックスになるとどうなるの?
今までは基本的にパソコン向けのページ情報をGoogleが取得し、
ランキング要因に使ってきましたが、モバイルファーストインデックスになると
モバイルページでの情報をランキング要因として取得する事になります。
これまでのパソコン向けの検索結果ではなくなり、スマートフォンページの
情報(検索結果の説明文)が優先されるようになります。
その為、既にレスポンシブウェブデザインの方に関しては、適応できているので
問題はありません。
パソコン向けとモバイルページが異なっている場合の注意点
・パソコン向けサイトとモバイルページのデザインが違ってもサイトの
「タイトル」や「メタディスクリプション」などのメタデータは同じ内容に統一する。
・パソコン向けサイトに動画や重要なコンテンツをまとめているサイトに関しては、
モバイルページにも同じように動画やコンテンツを追加して差をなくす必要がある。
⇒このことからもGoogleでは、レスポンシブウェブデザインを支持しています。
モバイルファーストインデックスの導入時期は!?
Google では上記の基準に基づいて、モバイル ファースト インデックスに対応しているかどうかをサイトごとに評価し、準備が整ったサイトから移行していく予定です。このプロセスは、ごく一部のサイトに対してすでに開始されており、検索チームが経過を注意深く観察しています。
モバイル ファースト インデックスの導入については、今後も慎重に取り組んでまいります。Google では、このように時間をかけて進めていくことで、ウェブマスターの皆様にモバイル ユーザー向けのサイトを準備していただけると考えています。そのため、モバイル ファースト インデックスのロールアウトを完了する時期についても、現在のところ特に定めていません。
えっ!始まっているの!?
と驚かれる方もいるかと思いますが、既に一部のサイトに対しては、
モバイルファーストインデックスが開始されています。
とうとうモバイル対応に備えた準備を進めなければなりません。
そこで、モバイル対応をこれからお考えの方には、是非とも
弊社もGoogleと同じくレスポンシブ対応のサイトにする事をオススメ致します。
と言いますのも、レスポンシブ対応の重要なメリット3つ!
・SEO対策になる!!
同一のURLになりますので、外部リンクや内部対策の評価も引き継ぐ事も出来ます。
・お客様が使いやすい
投稿作業が1つの管理で対応できるので利用しやすくなります。
・後々のメンテナンスの手間が省ける
サイトが2つに分かれている場合、デザインの変更など手間がかかる部分もあります。
まとめ
・モバイル ファースト インデックスの導入されるとモバイルページが評価基準になる。
・パソコン向けとモバイルページのデザインが異なる場合のサイトは、
どちらも同じ情報に合わせる必要がある。
(Googleからレスポンシブウェブデザインへの推奨)
・モバイルファーストインデックスは一部で既に始まっている