すまいるネット 週刊SEOコラム
今回のテーマは、素朴なちょっとした疑問、
「ドメイン名にキーワードが含まれていた方がGoogleで上位表示しやすいのか?」
というSEO対策の疑問についてです。
いきなり結論!!ドメイン(URL)には、
そのページを上位表示したい検索キーワードを含めた方が、
含めないよりもGoogleで上位表示している傾向があります。
理由としては、GoogleがWebページが何について書かれたものかを
判断する時に、手がかりにしているからです。
そして、それはユーザーにとっても便利だからです。
例えば、東京の観光情報のページのURL(Webページのアドレス)が:
www.smile-tour.com/kanto.html
となっている場合、東京についての観光ページですので、
東京についてのことを書いたページなら
www.smile-tour.com/tokyo.html
というようにURLのどこかに「tokyo」というキーワードが
含まれていることが多いです。
5,6年前2013年頃にはドメイン名や、ドメイン名の後ろに来るディレクトリ名や
ファイル名などのURL部分に上位表示を目指す目標キーワードが含まれている
Webページが上位表示しやすくなったことがありました。
しかも、ディレクトリ名やファイル名に含めるよりも、
それらの前にあるドメイン名に目標キーワードが含まれている
Webサイトが上位表示しやすいとう状況でした。
(屋号名にキーワード入れて上位表示を狙うWEBサイトが増えたのもこの頃です)
当時はアフィリエイター方々が上位表示を目指していた
美容関連、健康関連、金融関連の人気キーワードで
Google検索をすると上位トップ10の半数近くが
www.ダイエットサプリ.net
www.健康食品口コミ.biz
www.投資初心者ブログ.com
のようなドメイン名に上位表示しているキーワードが含まれたものでした。
上位表示しやすかったのは日本語のドメイン名だけでなく、
半角の英語やローマ字も同様でした。
(因みに現在は日本語ドメインの方が有利とか不利とかはありません)
ただし、Googleの品質ガイドライン2011年版で、
「1つのURLの中に複数回同じキーワードが詰め込まれていることはスパム行為(検索エンジンロボットを欺く行為)であるサインである」
と述べています。
Googleは明らかに1つのURLの中に複数回同じキーワードを使用すると
そのページはスパム行為をしているページであると判断し、
ペナルティーを与える可能性があることを示しています。
ですので、意図的に1つのURLの中に複数回同じキーワードを繰り返し書いたり、
ドメイン名の中に1回、ディレクトリ名に1回、ファイル名で1回というような
キーワードのURLへの使用を避けて対応しましょう。
《Googleにスパム判定される可能性があるURLの例》
見てわかる通り過剰に「SEO」のキーワードが埋め込まれています。
目標キーワードの上位表示の為に行いやすい行為ですので、気を付けましょう。
まとめ
・URLには目標キーワードを含めた方が含めないよりも上位表示に若干有利になる。
・意図的に1つのURLの中に複数回同じキーワードを過剰に記述すると
Googleによってスパム判定されるリスクが高いので避ける。