ソレダメ!昔流行った古いSEO対策

弊社でSEO対策を行う際、サイトの中身のソース部分を整える
内部対策」というものを弊社のサービスでも行っているわけですが、

ごくたまに昔流行ったであろうSEO対策の小技裏技を駆使しているサイトをみかけます。
昔はSEO対策として効果があったのかもしれませんが
今ではこれ、かえって逆効果だったりするんです…。

今日はそんな昔に流行ったであろうSEO対策のテクニックを某番組風にご紹介いたします。

※※こちらでご紹介する技法は決して真似しないようにしてください※※

タイトルにキーワードを詰め込みまくる!!!

例えばこんなタイトルです。

「SEO対策 格安 上がる WEB修正 東京 渋谷 | すまいるネット 」

昔は上げたい単語をガッとそのまま入れ込む手法が流行りました。

業種・対応エリア・アピールしたいこと等々…
ですが現在は

ダメです!!

タイトルとしてあまりにも不自然な形ですし、あからさまなSEOすぎます!
結局どのキーワードがメインなんだろう?というのもわかりにくいですし、

詰め込みすぎて長くなってしまうと検索結果表示の際に省略されてしまう可能性もございます。

あとはユーザーが見たときにもあまり見栄えがいいものでもありません。

こんな感じになっちゃいますので。。

きちんと相手に自分のサイトの内容や商材が伝わるような、
またクリックしたくなるような文章ベースのタイトル作りを目指しましょう!

隠しテキストを潜ませる!!!

SEO対策で上位に上がってくれ~~~~~~~(/ω\)1位にしてくれ~~~~~~

上部の四角内、一見なにも書かれていない四角です。
そこで、マウスで四角内をドラッグしてみてください。

…お分かりいただけたでしょうか…

これは背景色と同じ文字色でテキストを置くことで
こっそり大量のキーワード、文章をサイト内に潜ませることができる!という方法です。

もちろん

これが昔本当に効果があって、本当にごまかせていたのかは謎ですが、
現在のGoogleはもちろんこれらのテキストを読み取りますし、
なんなら「背景色と文字色を一緒にして隠している!!」というズルい意図まで
把握することができるので、逆にマイナス要素として扱われます。

あくまでも人間の目しか騙すことができないので、やめましょう!

ブログでリンクを増やす!!!

現在、アメブロやyahoo!ブログ、gooブログなど、簡単に借りられる外部ブログが多数存在します。

SEO対策には外部サイトからのリンクをたくさんもらうことが効果的!

と言われておりますが、

外部ブログの記事1つ1つに自分のサイトへのリンクを入れて毎日投稿する、という手法も流行りました。

これももちろん

です。

というか、意味がないのです。
現在そのようなズルが行われないように(かはわかりませんが恐らく)
アメブロなどで張り付けるリンクはすべてnofollow設定といって、被リンクとしてカウントされない設定となっております。

また、大抵そのように使われる外部ブログの記事は、内容が少なかったり、
あまり本家サイトに関係のない内容だったりするので、

どちらにせよSEO的効果は見込めません。
自信のある文章・内容の場合は自社のサイトに直接入れるか、ドメイン内に組み込まれているブログに投稿した方がコンテンツボリュームアップという意味でもかなり効果的です!

不自然なほど、サイト本文にキーワードを詰め込む

たとえばすまいるネットのサイトの説明文がこんな内容だとどのような印象を抱きますか?

めちゃくちゃ不自然じゃないですか?!

恐らくGoogleはサイト内のキーワード出現率、というのもカウントしておりまして、
こんなに不自然に同じキーワードが1ページ内に何度も出てくると
もちろん「ん?」となるわけです。

したがってこれも

※くどくてすみません。あともう少しだけお付き合いください。
上げたいキーワードが1文字も入ってないのも問題ですが、
あまり神経質になって意図的に入れすぎず、自然に考えた文章を入れましょう。

(ちなみに、ここで「でもやっぱりキーワードもっと入れたいな…。」と思う人が
先程の隠しテキスト大作戦に及んでしまうことが多いです!気を付けましょう)

< strong >タグの乱用!!!

HTMLタグのちょっと専門的な話になりますが、
<strong>タグというものが存在しまして、
こちらはテキストを強調したいときに使われるものです。

例えば

すまいるネット

上記のような普通のテキストも<strong>タグを使用すると

すまいるネット

このように太字に表示されたりして、文章にメリハリを与えてくれます。

このタグを使って強調したいキーワードをユーザーにアピールできるもんですから
当時は検索エンジンへもアピールできるのでは?と思ったんでしょうね。

やはりstrongタグの乱用も流行りました 笑

たとえば先程のサイト本文にキーワードを詰め込む編で使った文章を例にして、

SEO対策」のキーワードにstrongタグを使った場合こんな感じになります。

・・・今までのパターンからするとやはりこれもNGです。

こちらのタグはあくまでもユーザーへの見やすさの為に使うものですので、
SEO対策目的でしつこく使うとこちらもOUTです。
ここ最近は見なくなりましたが少し前までは意外とこのようなサイトさんが多く、

内部対策の作業時に私もたくさん消したりしておりました。。
(今の内部対策とは作業内容・工程も違っていたので。。)

そもそも<strong>タグ自体廃止される可能性が濃厚なタグで
現在あまり使っていることも少ないので、あまり使わない方がいいです。

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さて、色々ご紹介いたしましたが、
どれも共通していることは過度に何かをやりすぎることだと思います。
自然なサイト作りをこころがければこのようなことは起きないので、
日々良いサイト作りを心がけましょう。
何年後かには今行っている内部対策の中でもNGなものがでてくるかもしれないので、
その時はまた何年後かにご紹介します 笑

それでは次回!