ここでは検索エンジンがどうやって検索結果を出しているのか、それに対してどんな対策があるのかを説明します。ただし、前のページでも書きましたが、検索エンジンのシステムを持つグーグルはその要因や重要度をはっきりと公開していませんので、あくまでも一般論と経験から導き出した予想ということになります。
検索エンジンのシステムはインターネット上に拠点となるサーバーを持っていて、インタネット上に公開されたウェブサイトの情報を常に集め、解析しています。
そして集めたウェブサイトの情報は複数のランキング要因(=アルゴリズム)で総合的に判別され、アルゴリズム的に優秀なサイトから検索結果としてランキング表示されています。
つまりランキング要因に沿ったウェブサイトを作れば、上位に表示されるのは間違いないのですが、次々とかわるランキング要因を追う事にSEO業界は疲弊する傾向にあります。
SEO対策の仕組み
そもそもランキング要因はどうやって決まっているのでしょう。ここにSEO対策のコツが隠されています。
先に「SEOとはユーザーが求めているサイトが適切に上位に表示されるための仕組み」という説明をしましたが、これこそがランキング要因の原点となります。ユーザーが求めている、ユーザーにとって有益サイトを目指すことが、もっとも健全で継続的に効果のあるSEO対策になるともいわれます。
では、ユーザーが求める、有益なサイトとはどんなサイトでしょう。
・知りたい情報の情報量が多い
・情報が新しい
・情報が正しく信頼できる
・セキュリティがしっかりしている
・ウェブサイトが使いやすい
簡単に上げるだけでも上記のような事柄が考えられます。そしてこれらは全てランキング要因の一因となっています。
実際にこれらの要因にSEO対策を行うと下記のような対応を行います。
・知りたい情報の情報量が多い
→既存ページの情報量(文字数)を増やす。情報(文章)が入ったページを増やす。
・情報が新しい
→ブログアップなど頻繁にサイトの更新を行う。定期的に情報が入ったページを増やす。
・情報が正しく信頼できる
→評価のされている外部のウェブサイトより良質のリンクを張る。
・セキュリティがしっかりしている
→ウェブサイトを常時SSL化する。
・ウェブサイトが使いやすい
→表示スピードが早いサイトにする。ウェブサイトをレスポンシブ対応(スマホ表示の対応)させる。
上記はあくまでも対応の一例ですが、これらの対応だけでも全てを個人で行うの大変です。
また、SEO会社に依頼した場合でも、すべての要因を網羅しようとすると高額の請求が来ることは間違いありません。SEO対策のコツの一つとして、ランキング要因の中でも、その時に対策をして効果が上がりやすい要因を判断し、その対策を重点的に行うことにより効率的に順位を上げることができます。
SEO会社の料金の差もここにあるといえるでしょう。
「すまいるテクテク」を運営する「すまいるネット」は月額1万円という低価格で13年以上もSEO対策を提供しています。単に安いSEO会社がいいとは限りませんが、SEO対策は継続的に行う必要があるため、効率的なSEO対策で長年実績を上げている業者をみつけることもSEO対策を成功させる鍵となります。