SEOとは SEO対策の成り立ち

SEO(Search Engine Optimization=検索エンジン最適化)とは、直訳すると「検索エンジンの検索結果をより適切なものにする」という意味になります。

実際にはユーザーが検索サイトで検索をしたときに、検索結果として求めるウェブサイトやウェブページを適切に上位に表示させるの仕組みのことで、忘れてはいけないのがこれがインターネットを利用するユーザーのためのサービスであることです。

この仕組みに基づきウェブサイトを最適化する取り組みを「SEO対策」といいます。

みなさんもなにか調べ物をしたいと思ったときに、パソコンやスマホを使って検索サイトを開き、調べたいもののキーワードを入力して検索を行うことがあるのではないでしょうか。そして多くの場合、表示された検索結果の中に調べたい事柄を見つけることが出来るでしょう。

この仕組みこそがSEOであり、検索エンジン(=検索サイトで使用される検索システム)はユーザーの欲しい情報が適切に表示されるように常にシステムの最適化を行っています。

また検索エンジンはウェブサイトのセキュリティや利用者の急増しているスマホへの対応をしているウェブサイトなど、情報だけでなくユーザーに有益なウェブサイトを評価して検索結果で上位に表示しやすくするなどの対応もしていると言われています。

SEO対策の成り立ち

インターネットが一般に普及した2000年代始め、複数の検索サイトの中からYahoo!JapanとGoogleが台頭をみせ、2大検索サイトとしてユーザーのシェアを2分していました。

その頃はYahoo!JapanもGoogleも独自の検索エンジンを使用していたため、上位表示されるための要因がそれぞれのサイトで違い、ウェブサイトは2つの大手検索サイトに対して別々のSEO対策を行う必要がありました。また、SEOへの関心は現在より低く、インターネット広告への関心度を上回るものではありませんでした。

その後、2009年に米国のYahoo!が独自システムの開発を止め、Yahoo!Japanが検索システムとしてGoogle検索エンジンを採用し、国内のGoogle検索エンジンのシェアが9割を超え、日本のSEOは転機を迎えました。

つまり、Yahoo!JapanとGoogleは別々の検索サイトですが、同じGoogle検索エンジン(検索システム)を使っているため、Google検索エンジンに対して対策を行うことで、9割以上のユーザーへSEO対策ができることになります。

また、さらなるインターネットの普及とスマホユーザーの増加などにより、ユーザーに好まれる自然な検索結果のSEOは、重要なマーケティングとして注目されています。

>>SEOとは SEO対策の仕組み