SEO対策はユーザビリティと両立するのか

サイト運営者にとってSEO対策は、常に頭のいたい問題で検索エンジンの機能のブラッシュアップなどに対応していかないことには満足な結果を得ることが出来ません。
対策としてはこれまでも数多くの方法がとられてきました。
なかには有効なものもあれば、少し検討してみれば効果が薄い眉唾物な方法論まで、各サイト運営者や専門対策サイトにより考案され実践されてきたものです。
百家争鳴な対策が溢れかえる中で、判断基準に置いてきたのは誰にとっても実践できるような対策は効果を見込めない、と言うスタンスです。
検索エンジン側も信頼性を確保するためにも、いともたやすく出来てしまうような方法論に対して優先順位を上げるような結果をもたらすわけもないのです。
なかには真偽の程は分からないSEO対策も流布されていることもあり、小手先の対策に拘泥していては、順位の下落やペナルティの恐れもあるので訪問者のユーザビリティも考慮し、メリットをもたらすサイト運営が重要なのは言うまでもありません。
記事や情報の正確性をアピールするべく、公共研究機関や大学サイトなどへのサイトリンクを貼るという向きもあるようですが考え物です。
ウェブサイト自体を見直すこと無しに、単にSEO対策のためにリンクを張るなどといった行為は、ユーザビリティを低下させることにもつながり本末転倒もとも評価してしかるべき振る舞いと言えます。
とかく小手先のテクニックに走りがちですが、とりあえずは自サイトのデザインや内容も含めて徹底的にみなしを図っていくことが最も近道になると言えそうです。
現在の状況を前提にすれば内部構造の再検討や見直しで順位上昇などを期待することが出来ますが、いずれは検索エンジンでもコンテンツの内容や情報の持つ価値・ユーザビリティ等が重要なSEOの重要な評価基準に採用されることも予想されます。
将来にわたって生き残るためには、今からでも地道に訪問者に有益なコンテンツを、ひたむきに作り続けるほかありません。